2011年1月6日木曜日

【米国】シュワルツェネッガー州知事退任 財政赤字は3倍、当初65%あった支持率も22%に

【米国】映画の“剛腕”どこへ…行政手腕は細腕だったシュワ知事 財政赤字は3倍、当初65%あった支持率も22%に
1 :ウワサの刑事利家とマツ(100119)φ ★:2011/01/05(水) 22:57:06 ID:???
【ロサンゼルス=堀内隆】肉体派俳優から米カリフォルニア州知事へ鮮やかな転身を遂げたアーノルド・シュワルツェネッガー氏(63、共和党)が3日、7年余の任期を終えて退任した。最大の課題だった州財政の立て直しに失敗し、行政手腕への評価は厳しいが、環境分野で積んだ実績をもとに、今後も何らかの形で政治にかかわる考えを明らかにしている。

シュワルツェネッガー氏は3日、州都サクラメントで後任のジェリー・ブラウン知事(72、民主党)の就任式に出席した。この日は公的な発言の場はなく、知事としての州民向けの言葉は昨年12月30日のラジオ演説が最後。「40年前、私は文無しでカリフォルニアに来た。この州が温かく受け入れてくれたおかげで家族も経歴も、あらゆるものを手に入れた」と回顧した。

オーストリア生まれの貧しい移民が、鍛え上げた肉体を武器にボディービルで世界の頂点に立ち、ハリウッドでは「ターミネーター」シリーズなどでアクションスターとしての地位を不動のものに。2003年、州の赤字を膨らませてリコール(解職)されたデービス知事の後継を選ぶ選挙に手を挙げたのは投票のわずか2カ月前だったが、抜群の知名度で圧勝した。

絵に描いたような「アメリカン・ドリーム」だが、行政手腕への世論の評価は厳しかった。最大の原因は、財政再建の失敗だ。04年、最初の施政方針演説で政府機関の統廃合に触れ、「私は箱をあちこち動かすことはしない。箱をぶっ飛ばす」と宣言。威勢の良さに、映画の役さながら大ナタを振るう姿を想像した有権者は多かったはずだが、現実はそうはいかなかった。

増税案は議会共和党に拒まれ、リストラは民主党に反発されるなど板挟みが続いた。前任者から引き継いだ100億ドル(約8200億円)の財政赤字は、退任時には3倍近くにふくらみ、一般予算の3割相当に。就任当初は65%あった支持率も22%(州民間機関調査)にまで下がり、ロサンゼルス・タイムズ紙は「失われた7年」と断じた。

もっとも、知事だけの責任にはできない事情も。任期中に大恐慌以来の不況に見舞われ、収入の大半を州民の所得税や消費税に頼る州財政の構造が災いした。議会の3分の2の賛成がなければ予算も税も通せないという他州に例のない制度も、知事の指導力だけで突破するには高すぎるハードルだった。(以下略)

http://www.asahi.com/international/update/0105/TKY201101040420.html

シュワルツェネッガー知事の支持率
http://www.asahi.com/international/update/0105/images/TKY201101040423.jpg


5 :名前をあたえないでください:2011/01/05(水) 23:11:10 ID:qW28QyOS
有権者って7割馬鹿だよね




俺もな


8 :名前をあたえないでください:2011/01/05(水) 23:14:42 ID:GL0cTUi0
> 議会の3分の2の賛成がなければ予算も税も通せない

何じゃそりゃ?
よくそれで今まで成り立ってたな